リムマーケットニュース >  海外支店便り

中国=2019年の電力需要、5~6%の増加へ

2019/07/05 16:23

 中国のステート・グリッド・エナジー研究所が629日に発表した報告書によると、同国内の電力供給/需要は2017年の供給過剰状態から、2018年には需給均衡の状態に改善した。一方、2019年の電力需要の伸びは鈍化するとの見通し。

 

 この報告書によると、2019年の全電力消費の見通しについては、米中の経済貿易摩擦の影響が電力需要に対する最も不透明な要素となっているものの、前年比で56%増の72,800億~74,100億キロワット時に達すると見込んでいる。

 

 第一次産業における電力消費の増加率は比較的堅調で、前年を1.2ポイント下回る8.6%と見込まれている。一方、第二次産業においては、電力需要は急激に鈍化。中国国内および海外における電力需要が落ち込んだことが影響し、前年を3.1ポイント下回る3.9%の増加に留まる見込み。

 

 国民の生活水準の向上と急激な気温変動や環境保護政策などの影響で、第三次産業や家庭向け消費は引き続き伸びている。上昇率は第三次産業では前年を1.2ポイント下回る11.5%、家庭用では0.1ポイント下回る10.3%とみられている。

 

 2019年には11,000万キロワットの発電能力が新規に増設されると予測されている。これは前年を9.9%下回る水準。2019年末までには同国内の発電能力は前年比5.8%増の201,000万キロワットに達する見通し。一方、発電設備の稼働時間は前年を53時間下回る3,830時間に留まるとみられている。

 

 

北京  霍 智慧  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?