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原油・コンデンセート:11月9~13日:ベトナム産の1月積み商談が開始、下押しとの見方も

2015/11/16 07:00

中東原油

 中東産原油の1月積み商いが本格化。カタール産アルシャヒーン2カーゴをデンマークのマースクがスポット市場で販売した。価格はドバイ市況に対して1.7~1.8ドルのディスカウントと、わずかながら市場の事前予想を上回る水準だった。競合するサウジアラビア産中重質原油のOSPが引き上げられた影響で、アルシャヒーンの評価が上昇したことが背景にある。一方、カタール国際石油販売公社(TASWEEQ)からターム分としてアルシャヒーンを購入した中国国際連合石化(ユニペック)やフィリップス66はすでに手持ちカーゴを販売。

 

アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ

 サハリン産ソコールの1月積み市況連動相場は、12月積みと比べて下落。中国の需要家による2015年内をめどとした買いが一巡し、2016年入り後の1月積みに対する引き合いが後退しているため。インド石油天然ガス公社(ONGC)による1~7日積みを対象とした販売入札に続いて、米エクソンモービルが販売入札を実施する予定。ONGCによる販売入札では、落札価格がドバイ/オマーン市況の平均に対して3.6ドルのプレミアムにとどまっていた。

 

 

南方原油

 ベトナム国営PVオイルによる複数油種の1月積みを対象とした販売入札が相次いで開示され、1月積みの商いが本格化している。ただ、1月積みを対象とした販売入札の落札水準は12月積みに比べて弱含むとの見方が浮上。競合油種である極東産原油の相場が弱含みに転じるとともに、中東~アジア間の船運賃の下落によって、西アフリカ産原油などと比べたベトナム産原油の値ごろ感が薄れつつあるため。

東京 : 原油・コンデンセートチーム  橋本  03-3552-2411
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