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アジア製品:5月16~20日:超低硫黄軽油の市況が上昇、引き締まり感強まる

2016/05/23 07:00

 ガソリン

 引き続き6月積みカーゴの商談が続いた。韓国石油1社が6月積みの92RON95RONガソリンをベトナム向けにスポット販売したとの情報が寄せられた。価格はいずれもFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し30セントのプレミアム。同社は、92RONガソリン3万トンと95RONガソリン1万トンを相積みで販売した可能性がある。ベトナム・韓国自由貿易協定(VK FTA)の関税優遇を背景に、韓国産ガソリンのベトナム向け成約価格は依然として割高な水準を維持している。

 

 ナフサ

 アジア石化メーカーによる6月着カーゴの調達が相次いだ。韓国YNCC6月後半着のオープンスペック・ナフサを購入。価格はカーゴ到着30日前の評価で日本市況に対し3.004.00ドルのディスカウントと伝えられた。また、昭和電工も、6月後半着を同市況に対し4.005.00ドルのディスカウントで買い付けたもよう。

 

 中間留分

 北東アジアでは超低硫黄軽油の市況連動相場が上昇した。日本では6月、定修のため複数の製油所が稼働停止となる予定で、軽油のスポット輸出余力が低下する見通し。一方、豪州向けとして欧系トレーダー、石油メジャーなどが引き続き北東アジア積み0.001%S軽油の調達に動いているようだ。日本の元売り1社が、6月中旬積みMR船型の0.001%S軽油を販売。価格は、FOBベースでシンガポール市況に対し60セント程度のプレミアムと伝えられた。

 

 重油

 北東アジア着の低硫黄重油の市況連動相場は、需要不振を背景に下落した。夏場の電力需要期に近づいているにもかかわらず、日本のスポット需要はほとんど見られない。また、韓国と台湾の需要家も6月着カーゴを調達する予定はないようだ。韓国石油1社が6月積み0.3%S重油の販売に乗り出していたが、買い手の唱えが低いため、7月積みの販売に切り替える方針だ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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