リムマーケットニュース >  市況

アジア製品: 6月6~10日: 超低硫黄軽油のプレミアム縮小、供給増観測で

2016/06/13 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリンは、7月積みカーゴの商談が続いているものの、相場は上伸力を欠いている。ベトナムの在庫が高いうえ、国内製油所からの供給を優先しているようだ。市場では、ベトナムがガソリン輸入関税の更改を検討しているとの噂が流れている。ベトナムは現在、韓国製だけを自由貿易協定(VK FTA)の関税優遇の対象としている。

 

 ナフサ

 北東アジア7月後半着カーゴの取引が続いた。韓国のYNCC、大韓油化工業(KPIC)、ハンファトタルなどが調達した。価格は概ね、カーゴ到着30日前の評価で日本市況に対し3.005.00ドルのディスカウントと伝えられた。需給緩和感が強く、市況連動相場はディスカウト圏に沈んでいる。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は供給増の見通しを背景に弱含んだ。日本の輸出は、製油所の定修明けを背景に7月積みから増加する公算が大きい。また、韓国出しでは、7月積み0.001%S軽油2カーゴ程度が豪州向けに成約されたとの情報が寄せられた。価格はFOBベースでシンガポール市況(0.05%S)に対し30セントと40セントのプレミアムと伝えられた。

 

 重油

 北東アジア積み3.5%S重油の取引は盛り上がりを欠いた。韓国石油会社は国内のバンカー市場向け重油の供給に注力していることから、カーゴの輸出予定はないようだ。韓国製重油の主要輸出先である中国は、同国のバンカー需要が増える兆しが見られず、重油のスポット輸入に消極的という。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

東京 : 海外製品チーム  二川  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?