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アジア製品:8月15~19日:北東アジア積みジェット燃料、需給緩和感が後退

2016/08/22 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は買い気が増えていることから上昇した。米ガソリン市況の強さを背景に、トレーダーの買い気が強まっている。韓国石油1社は今週、9月積み92RONガソリンMR船型をシンガポール向けに販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し95セントのディスカウントと伝えられた。一方、中国海洋石油(CNOOC)18日、82728日積み92RONガソリン2万トンを販売した。フィリップス66FOBベースで同市況対比プレミアム圏で購入したもよう。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では、韓国のロッテ・ケミカルズが9月後半着オープンスペック・ナフサを購入。価格は、カーゴ到着30日前の評価で日本市況に対し15.00ドルのディスカウントと伝えられた。既報のとおり、同社が先に買い付けた9月後半着は、同市況対し12.00ドル程度のディスカウントだった。中東やインド積みカーゴの価格が、FOBベースで中東市況に対し5.00ドル程度のディスカウントに沈んでいることから、「北東アジア着ベースの市況連動相場が大幅のディスカウントになっても不思議ではない」(市場関係者)との声が聞かれた。

 

 中間留分

 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は需給の引き締まりを受け強含んだ。製油所の定修などを背景に、9月北東アジア積みの供給が減少している。一方、米国向けなどの引き合いが強まりつつあるようだ。供給にタイト感が台頭する中、9月韓国積みMR船型がFOBベースでシンガポール市況に対し60セントのディスカウントで成約されたとの情報が寄せられた。

 

 重油

 韓国積み0.3%S重油(SR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し70.0080.00ドルのプレミアムと前日から5.00ドル下落した。需要減が弱材料となった。韓国製品の主要な仕向け地である日本の買い気が弱まりつつあり、ファームな引き合いが見られないようだ。9月は夏場需要期の終盤に当たるため、日本商社などは買いを控えている。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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