リムマーケットニュース >  市況

アジア石油製品:9月26~30日:シェルのナフサクラッカーが緊急停止

2016/10/03 07:00

 ガソリン

 中国から売りが続いている。中化集団(シノケム)28日、10月下旬泉州煉化(日量24万バレル)出し92RONガソリンMR船型の販売に乗り出しているようだ。需要面では、インドネシア国営プルタミナが、1112月シンガポールまたはマレーシア積み92RONガソリンの買付け入札を実施。数量は月間58カーゴ、カーゴのサイズは10万バレル、14万バレル、20万バレル、25万バレルなど。

 

 ナフサ

 北東アジアでは、韓国需要家による11月前半着カーゴの買付けが活発だ。28日市場で、YNCC11月前半着オープンスペック・ナフサを購入。価格は日本市況に対し5.00ドル程度のディスカウントと伝えられた。一方、シェルがシンガポールで運営するナフサクラッカーが27日、コンプレッサーのトラブルで稼働停止となったことを受け、同社は基礎化学品の出荷についてフォースマジュール(不可抗力条項)を発動した。複数の市場関係者が伝えた。トラブル発生当初、一部の市場関係者は1週間程度で再稼働すると予測した一方、停止が長期化するとの見方もあった。

 

 中間留分

 北東アジアの石油会社は、超低硫黄軽油の輸出に注力しているため、高低硫黄軽油のスポット供給は極めて限られている。足元では、韓国石油1社が10月積み0.05%S軽油10万バレルの販売に動いている程度。同社は先に、10月積み0.05%S軽油20万バレルをFOBベースでシンガポール市況(0.05%S)に対し30セントのディスカウントで販売していた。同社とターム契約を結んでいるトレーダーが他の製品と相積みで引き取るようだ。このため、割高な価格で成約されたもよう。

 

 重油

 韓国地域暖房公社(KDHC)は、10月に入ってから12月着0.3%S重油35,000トンの買いに動く予定。既報のとおり、韓国西部発電(KOWEPO)12月着として0.3%S重油45,000トンの買いを予定している。一方、台湾中油(CPC)は近く、11月着0.5%S重油の買付け入札を実施する可能性がある。供給については、いまのところ新たなスポット売り物は見られていない。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

東京 : 海外製品チーム  二川  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?