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アジア石油製品:10月24~28日:高硫黄重油市況が強含み、中国向け堅調

2016/10/31 07:00

 ガソリン

 韓国石油1社が、11月積み91RONガソリンMR船型を豪州向けにスポット販売していたことが判明した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し90セント強のプレミアムと伝えられた。また、中国の石油1社も、豪州向けに91RONガソリンMR船型をスポット販売していたようだ。価格はFOBベースで同市況対比1.00ドルを小幅上回るプレミアム。需要については、インドネシアが先週末から今週にかけ、11月着として92RON98RONガソリンの買付け入札を実施したものの、結果は判明していない。

 

 ナフサ

 アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)とアジア需要家の2017年分のターム交渉では、ADNOCが売唱えを小幅に引き下げたようだ。市場関係者によると、スペックによって中東市況に対し8.0010.00ドルのプレミアムという。ただ、依然として買い手には割高な水準に映っている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は前日から下落した。供給に引き締まり感がないため、トレーダー筋が買値の提示を控えていることが相場を下押した。韓国石油1社が先週末、11月中旬積み0.001%S軽油MR船型をスポット販売したとの情報が寄せられた。価格はFOBベースでシンガポール市況(0.05%S)に対しフラットと伝えられた。また、11月日本積みMR船型がFOBベースで同市況対比30セント近辺のディスカウントで成約されたとの声が聞かれる。この成約価格について、市場では「特殊な事情があり、割安な価格で取引された可能性がある」との指摘がある。日本の売り手筋からは、「11月日本積みの成約水準はFOBベースで同市況対比小幅なディスカウントになりそうだ」との見方を寄せている。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し1.502.50ドルのプレミアムと前日から4.50ドル上昇した。買い気の強さが相場を押し上げた。韓国品の主要な仕向け地である中国から引き合いが増えている。その背景には、ベネズエラ産重油の供給が減少していることがあるようだ。S-オイルが、11月上旬積み3.5%S重油(380cst)MR船型を中国・華東地域向けにスポット販売したことが判明した。価格はFOBベースでシンガポール市況(380cst)に対し2.00ドルのプレミアムと伝えられた。11月積みの輸出は今回分だけになるという。同社は10月積みとしてMR船型23カーゴを中国・華東および華南地域向けに販売したもよう。価格はFOBベースで同市況対比2.00ドルに近いプレミアムと聞かれた。他の韓国石油1社には、11月積みSR船型について買い引き合いが寄せている。買唱えはFOBベースで同市況対比一桁のプレミアム。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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