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アジア石油製品:1月16~20日:韓国ロッテ、JAC買収の動き

2017/01/23 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は先週末から軒並み下落した。需要減退が相場を下押した。ベトナムは、国内在庫が充分なようで、2月分のスポット買いが細がっている。ペトロリメックスは12日、2月下旬着95RONガソリン25,000トンの買付け入札を取り消したようだ。インドネシアからも、いまのところ2月分について新たなスポット買いは見られない。供給については、大連西太平洋石油化工(WEPEC)が、2月積み92RONガソリンMR船型2カーゴをスポット販売したことが判明した。価格は、2月上旬積みがFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し小幅なプレミアム、下旬積みがFOBベースで同市況対比小幅なディスカウントと伝えられた。

 

 ナフサ

 ロッテ・ケミカルズが、シンガポールのジュロン・アロマティクス(JAC)の買収に向けて動いている。買収意向書を既に提出しており、1次審査を通過したという。ただ、同社が19日に韓国取引所を通じて発表した資料によると、「現在までに具体的に決定された事項はない」という。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.25%S軽油(MR船型)の市況連動相場は前日から上昇。東南アジアの需要増が強材料となった。「インドネシアで製油所トラブルがあり、需要が高まっている」(市場関係者)との指摘が聞かれた。既報のとおり、インドネシアでは国営プルタミナが、2月前半着60万バレル型2カーゴの0.25%S軽油の買付け入札を実施した。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し2.503.50ドルのプレミアムとなった。中国の需要が好調なことから、相場の地合いは強い。北東アジアでは、バンカーの販売マージンが大幅に拡大している。この中、中国では重油カーゴの需要が増えており、主にシンガポール市場から調達している。また、韓国の石油会社も、国内のバンカー市場へ重油の供給に注力している。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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