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アジア石油製品:5月22~26日:北東アジア着ナフサ市況、需給緩和で弱含み

2017/05/29 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場はもち合った。インドネシア国営プルタミナは、712月分として88RON92RONガソリンを買い付けた。落札価格は、前者がFOBベース(シンガポールまたはマレーシア)でシンガポール市況(92RON)に対し2.402.50ドルのディスカウント、後者が同市況対比6080セントのプレミアムと伝えられた。

 

 ナフサ

 台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)は、入札を通じて7月前半着オープンスペック・ナフサを購入。価格は日本市況に対し1.00ドルのディスカウントと伝えられた。既報のとおり、6月に域外からアジアに持ち込まれるアービトラージ品は120万~130万トンに達する見通し。石化製品の精製基材となる液化石油ガス(LPG)に割安感が出ていることもあり、北東アジア需要家のナフサの調達意欲が低下しているようだ。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は横ばいとなった。ただ、シンガポール市況の強さなどを背景に、相場は堅調な動き。また、インドから低硫黄軽油の需要が増えていることも、支援材料となった。インド国営石油会社(IOC)が、61820日と2830日着として0.004%S軽油各38,0004万トン型2カーゴの買付け入札を実施している。ヒンダスタン石油(HPCL)も、0.005%S軽油6万トンの買いに動いていたようだ。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し1.502.50ドルのプレミアムと変わらず。韓国品の主要な仕向け先である中国では、バンカー向けの重油在庫が潤沢なため、買い引き合いは強くない。このため、韓国積みの相場は上伸力を欠いている。S-オイルは先週、6月積みとして3.5%S重油MR船型1カーゴを中国・華東地域へCFRベースで販売していた。成約価格は、FOBベースの換算でシンガポール市況(380cst)に対し2.00ドル前後のプレミアムという。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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