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アジア石油製品:6月19~23日:北東アジア積みジェット燃料の価格上昇

2017/06/26 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場はもち合った。北東アジアの石油会社は、7月積みのスポット販売をほとんど終えている。中国の石油1社が、7月下旬積みMR船型の売り物を残しているものの、いまのところターム契約者へ供給するかまたはスポット販売するかは決めていないもよう。

 

 ナフサ

 北東アジア着カーゴについて、一部の市場関係者は、今後、需要後退に伴い成約水準が弱含みに推移すると見ている。既報のとおり、大韓油化工業(KPIC)のナフサクラッカー1基が、定修後の再稼働が順調に進んでいないことに加え、台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)8月にクラッカーの定修を予定している。

 

 中間留分

 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は軒並み上昇した。シンガポール市況の強さが相場を押し上げた。シンガポール市場では、一部トレーダーの積極的な買いが続き、相場はこのところ先物市況に対しプレミアム圏で推移している。この中、アジアの供給に引き締まり感が台頭している。北東アジアの石油会社は、7月積みのスポット販売をほとんど終えており、取引は聞きづらい。しかし、韓国積みの成約水準について、市場ではFOBベースでシンガポール市況に対し35セント前後のディスカウントとの見方が複数聞かれた。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し55.0065.00ドルのプレミアムと前日から横ばい。夏場に差し掛かっているにも拘わらず、北東アジアでは低硫黄重油のスポット需要が低迷している。日本や韓国の電力会社は、発電燃料として液化天然ガス(LNG)などを中心に使用している。一方、東南アジアのスポット売り物も極めて限られている。インドネシア国営プルタミナが、6月積みまで月間20万バレル型12カーゴのLSWRをスポット販売していた。しかし、7月積みからターム供給を始めることから、スポット輸出が減少する公算が大きい。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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