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アジア石油製品:6月26~30日:8月前半北東アジア着ナフサの取引続く

2017/07/03 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は横ばいとなった。取引の中心が8月積みに移行している。北東アジアの石油会社は、来週以降にスポット販売を徐々に進める意向だ。この中、製油所の定修を背景に、韓国や台湾の一部石油会社のスポット輸出が減少する見通し。現代オイルバンクは、8月中旬から1カ月程にかけて、常圧蒸留装置(日量28万バレル)の定修を予定している。既報のとおり、台湾フォルモサ石油化学(FPCC)710日から常圧蒸留装置(日量18万バレル)の定修を実施する。

 

 ナフサ

 韓国のYNCC28日の市場で購入した8月前半着オープンスペック・ナフサは、価格が日本市況に対し1.00ドル程度のディスカウントと伝えられた。一方、ハンファトタルは、8月前半着を同市況に対し小幅プレミアムで買い付けたとの情報が浮上した。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.25%S軽油(MR船型)の市況連動相場は軒並み上昇した。韓国や中国の石油会社は、0.05%S軽油などのスポット販売に注力しており、高硫黄軽油の供給は限られている。また、0.05%S軽油市況がこのところ底堅い展開となっていることも、支援材料となっている。この中、韓国石油1社が先週、7月積みとして0.25%S軽油MR船型を販売したとの情報が寄せられた。価格はFOBベースでシンガポール市況(0.05%S)に対し1.30ドルのディスカウントと伝えられた。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し1.502.50ドルのプレミアムと前日からもち合った。売り物が浮上せず、取引は閑散としている。このところ、シンガポールの380cst重油相場は先物市況に対し1.50ドル前後のプレミアムで安定している。このため、韓国積みの相場は引き続き同市況対比2.00ドル前後のプレミアムで推移している。韓国の売り手や中国の買い手は、通常、シンガポール市況を参考にして韓国積みカーゴを交渉している。韓国の石油会社は、910月に製油所の定修を予定しているため、早ければ8月下旬積みの売り物が生じる可能性があるようだ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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