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アジア石油製品:7月10~14日:8月後半韓国着ナフサの調達が活発に

2017/07/17 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は軒並み上昇した。供給減が相場を押し上げた。製油所の定修やターム供給増を背景に、北東アジアの石油会社は8月積みのスポット供給が限られている。大連西太平洋石油化工(WEPEC)11日、81618日積みとして92RONガソリンMR船型をスポット販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し35セントのプレミアムと伝えられた。

 

 ナフサ

韓国需要家による買付けが相次いだ。ハンファトタル、LGケム、SKエナジー、GSカルテックスは、いずれも8月後半着オープンスペック・ナフサを購入。価格は順に、日本市況に対し2.50ドルのディスカウント、3.00ドルのディスカウント、1.50ドルのディスカウント、2.00ドルのディスカウントと伝えられる。このところマーケットが弱含んでいることを受け、北東アジア需要家が積極買いに動いているようだ。一方、「一段安を見越して調達を先延ばしにしている需要家もいる」(市場関係者)との観測もあった。

 

 中間留分

 北東アジア積み高硫黄軽油(MR船型)の市況連動相場は弱含んだ。需要後退を受け、トレーダー筋が買値を引き下げている。インドネシアでは、製油所の定修を終え、輸入需要が減少している。また、アフリカ地域で、71日からガーナを始め軽油の硫黄分規制を0.005%Sへ強化したことも、高硫黄軽油の需要減に繋がった。韓国石油1社が8月積み0.25%S軽油MR船型をFOBベースでシンガポール市況(0.05%S)に対し1.65ドルのディスカウントで販売した。

 

 重油

 韓国水力原子力(KHNP)13日、建設中の新古里56号機について、市民団体の話し合いによる決定に従うことを決定した。市民団体が建設中止を要望した場合、KHNPは建設を取りやめる方針だ。この他、台湾中油(CPC)8月着として3.5%S重油の買いを予定しており、来週にも買付け入札を実施する方針。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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