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アジア石油製品:9月4~8日:アジア市場でガソリンのマージン堅調続く

2017/09/11 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は、需給の引き締まりを受け強含んだ。足元の市況高を好感し、石油会社はスポットの販売意向を強めている。既報のとおり、ドバイ原油に対するガソリンの精製マージンは過去最高まで拡大している。しかし、石油会社は10月積みの輸出計画を決めていないため、いまのところ販売に動けない状況。

 

 ナフサ

 韓国のロッテ・ケミカルズが6日の市場で、10月後半着オープンスペック・ナフサを購入。価格は日本市況に対し1.001.50ドルのプレミアム。また、SKエナジーは10月後半着ヘビーフルレンジ品を買い付けた。価格は日本市況に対し5.006.00ドルのプレミアムという。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は、需給引き締まりを受けて上昇した。10月積みカーゴの商談に移行しているものの、具体的な売買唱えは聞かれない。ただ、北米向けとして10月前半北東アジア積みカーゴの調達を検討するトレーダーもおり、複数の市場関係者から、「日本や韓国積み玉の成約可能な水準は、FOBベースでシンガポール市況に対し2030セントのプレミアム」との見方が伝えられた。一方、一部の市場関係者は、需給の引き締まりが続くのは10月前半積み玉の相場に限られると予想している。米国のハリケーンの影響が薄れつつあることに加え、北東アジアでもスポット玉の数量が増加すると見られるためだ。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し45.0055.00ドルのプレミアムと横ばい。売り買いとも限られ、取引は盛り上がりに欠けている。北東アジアは、これから電力需要の端境期に入るため、発電用の低硫黄重油の需要はしばらく低迷しそうだ。日本からは、いまのところ10月着のスポット買いが出ていない。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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