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アジア石油製品:9月18~22日:韓国積み3.5%S重油のプレミアム拡大

2017/09/25 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は弱含んだ。買い気の後退が相場を下押した。これまでの市況に対する過熱感から、買いが弱まりつつある。北東アジアでは、中国の石油1社が10月華南積み92RONガソリンの販売に乗り出しているようだが、成約の情報は寄せられていない。一方、中国・大連地域の石油会社が、このところ10月積み92RONガソリンMR船型をターム販売したとの情報が寄せられた。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し75セント前後のプレミアムと伝えられた。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では依然として需要が堅調。ここにきてイランやカタールといった中東諸国からのコンデンセートの供給が限られ、石化メーカーがナフサの調達を増やしているとの情報も伝えられる。石化製品の需要が多いため、域内メーカーは当面、クラッカーをフル稼働すると見られている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.05%S軽油(MR船型)の市況連動相場は、需給引き締まりを受けて上昇した。北東アジアの石油会社に対し、ベトナムなど東南アジア向けとして0.05%S品の引き合いが多いという。一方、韓国の一部製油所で稼働が安定せず、供給に懸念を示す向きがあることも強材料になっているようだ。市場関係者によると、韓国石油会社が10月積みカーゴを、FOBベースでシンガポール市況に対し20セント程度のプレミアムで販売した。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し1.002.00ドルのプレミアムと1.00ドル上昇した。シンガポール市況の堅調さを受けた。シンガポール市場では、3.5%S重油の需要が好調なようで、相場は先物市況に対し1.00ドル超えのプレミアムを維持している。シンガポール着のアービトラージカーゴについて、9月の到着量は300万トン、10月の到着量は400万トン程となる見通し。10月韓国積みについて、先週、石油1社が3.5%S重油の販売に動いているとの情報が寄せられていたものの、成約は確認されていない。ただ、シンガポール市況高を背景に、韓国積みの成約水準はFOBベースでシンガポール市況(380cst)に対し1.00ドルを上回るプレミアムとの見方がトレーダーから聞かれる。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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