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アジア石油製品:10月16~20日:北東アジアのガソリン市況後退

2017/10/23 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は弱含んだ。不需要期に差し掛かり、トレーダーの引き合いが後退している。大連西太平洋石油化工(WEPEC)が、これまでに11月上旬と中旬積みとして92RONガソリンMR船型2カーゴをスポット販売したとの情報が寄せられた。価格は、成約順のFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し70セントとこれを数10セント下回るプレミアムと伝えられた。

 

 ナフサ

 北東アジアでは、市場関係者の関心が12月前半着カーゴに移りつつある。成約可能な水準について、いまのところ11月後半着カーゴの成約水準から大幅に変動するとの見方は少ない。石化製品の基材としても使用される液化石油ガス(LPG)の価格が、ナフサ価格に比べて割高に推移していることもあり、「ナフサに買いが集まる」(トレーダー)との指摘が聞かれる。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は弱含んだ。供給増の見通しが相場を下押した。アジア市況高を背景に、中東やインド品などがアジアへ流れる可能性が高まっている。これにより、シンガポールの0.001%S軽油市況は下落基調にある。韓国石油1社が、11月下旬積み0.001%S軽油MR船型をスポット販売したことが分かった。価格はFOBベースでシンガポール市況に対し80セントのプレミアムと伝えられた。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し1.002.00ドルのプレミアムと先週末から横ばい。韓国石油1社は、定修を終えていることから、年内は重油のスポット輸出がないとしている。一方、韓国品の主要な仕向け先である中国は、バンカー需要が増える兆しがないため、重油カーゴの買いに積極的ではない。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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