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アジア石油製品:10月30日~11月3日:北東アジア積み0.05%S軽油の市況軟化

2017/11/06 07:00

 ガソリン

 スポットの取引は低調。プレーヤー筋は足元、インドネシアのターム買付け入札に関心を強めている。インドネシア国営プルタミナは1日、201816月分として88RONガソリンの買付け入札を締め切った。応札価格の有効期限は16日。プルタミナは同時に2日の締め切りで201816月分の92RONガソリンの買付け入札も進めている。応札価格の有効期限は17日。

 

 ナフサ

 市場では、近く成約が見込まれるアラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)とアジア需要家による来年のターム契約の結果に注目が集まっている。足元の市況を受け、ADNOCが提示した強気の唱えのまま成約に至るとの見方もある。年内のスポット市場に関しては、日本市況に対しこのまま1桁台0半のプレミアムを維持し、さらに上昇する可能性もあるとの指摘があった。欧州の価格も高いため、欧州からのアービトラージ品が入ってきづらいなど、アジアの価格が弱含む材料は見当たらない状況だ。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.05%S軽油(MR船型)の市況連動相場は前日から軒並み下落した。中国の石油会社が先週、11月積みとして0.005%S0.05%S軽油をそれぞれスポット販売したようだ。これらのカーゴは、欧州系トレーダーがFOBベースでシンガポール市況(0.05%S)に対し30セントと50セントのディスカウントで購入したとの情報がある。ただ、期近積みカーゴのため、割安な価格で成約された公算が大きい。上述のトレーダーは、韓国積みの相場についてFOBベースで同市況対比20セント弱のディスカウントとの見方を寄せている。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し35.0045.00ドルのプレミアムと横ばい。売り手筋は足元、韓国地域暖房公社(KDHC)による買い入札へ関心を強めている。入札の対象は12121日着として0.3%S重油合計64,000トン。30日に応札が締め切られ、その価格の有効期限は31日。同入札について、需要が乏しい中、売り手間の競争が激しくなりそうだとの見方がトレーダー筋から寄せられる。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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