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アジア石油製品:11月13~17日:韓国積み重油の販売相次ぐ

2017/11/20 07:00

 ガソリン

 東南アジアの需要増を背景に、相場の基調は強い。インドネシア国営プルタミナが、再び12月分の買付けに乗り出している。対象数量は、92RONガソリンが合計60万バレル、88RONガソリンが合計28万バレル。既報のとおり、プルタミナは先週にも11月下旬~12月着を対象と して92RONガソリン20万バレル型2カーゴの買付け入札を実施していた。この他、同社は201816月分として98RONガソリンのターム買付け入札を実施している。対象数量は、月間610万バレル程度。

 

 ナフサ

 中東積みの市況連動相場は、中東市況に対し20.0025.00ドルのプレミアムと7.50ドル高となった。堅調な需要が相場を押し上げた。市場関係者によると、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)12月積みのスポットカーゴを中東市況に対し25ドルのプレミアムで販売したとの情報が浮上した。市場の予測より高値での成約となったため、アジアの需要家側からは困惑する声も聞かれた。

 

 中間留分

 台湾フォルモサ石油化工(FPCC)は、15日までに2018年のターム販売入札をほぼ決着している。契約価格は、0.001%S軽油がFOBベースでシンガポール市況(0.001%S)に対し20セント強のプレミアム、0.05%S軽油が同市況対比70セント近辺のディスカウントと伝えられた。0.05%S軽油については、買い手からFOBベースで同市況対比55セント前後のディスカウントで応札価格があったものの、FPCCはその買い手の条件を満たすことができず、成約に至っていない。

 

 重油

 韓国石油1社が、12月積みとして3.5%S重油4万トン型2カーゴをスポット販売したようだ。価格はFOBベースでシンガポール市況(380cst)に対し小幅なプレミアムと伝えられた。他の石油1社は、12月積みとして4.5%S重油LR船型をスポット販売したとの情報がある。硫黄分が高いため、仕向け先はシンガポールの可能性が高い。同石油会社は201711月~20183月積みとして4.5%S重油のターム販売契約も結んでいるという。同社のヨウス製油所810日、減圧残油水素化分解装置(VRHCR)関連のパイプラインで火災事故が発生していた。同装置の故障は、来年の4月頃に修復される見通し。このため、一時的に4.5%S重油のターム販売契約を実施したとみられる。また、他の石油1社は、11月後半デサン積み3.5%S重油3万トンを中国向けにスポット販売したことが判明した。価格はFOBベースで同市況対比2.50ドルのディスカウントとの情報がある。11月に入ってから同カーゴを販売したようで、期近積みカーゴのため、割安な価格で成約された公算が大きい。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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