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アジア石油製品:11月20~24日:北東アジア積みガソリン価格が軟化

2017/11/27 11:08

 ガソリン

 12月下旬積みの商談に移り、トレーダー筋は買値を引き下げている。その背景には、シンガポールのペーパー市場で12月と1月の格差が55セント前後の期先安に推移していることがありそうだ。中国の石油会社が12月下旬華南積み92RONガソリンMR船型をスポット販売したとの情報が寄せられた。価格は、同社が先に販売した中旬積みの成約を大きく下回っているもよう。中旬積みの成約価格は、FOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し50セントのプレミアムだった。

 

 ナフサ

 石化製品の基材としてナフサの代替となる液化石油ガス(LPG)が以前より割安となっている。これを背景に、日本の石化メーカー1社は1月前半着でLPG1カーゴ購入した。同社は、LPGが今後もさらに割安となれば調達を増やしたいとしている。

 

 中間留分

 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は軒並み強含んだ。品薄感が強材料となった。灯油の需要期や製油所の不調などを背景に、韓国石油2社は12月積みのスポット販売を見送っている。既報のとおり、日本は10月積みから輸入ポジションに変わっている上、台湾石油2社はしばらくスポット販売を実施していない。市場関係者によると、12月韓国積みがFOBベースでシンガポール市況に対し5セントのプレミアムで成約されたとの情報が寄せられた。同カーゴは日本へ仕向けられる公算が大きい。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し50セント~1.50ドルのプレミアムと同値で推移した。韓国からは、新たなスポット売りは出ていない。これまでに韓国石油3社が1112月積みとして複数の重油カーゴをスポット販売している。バンカー供給が過剰なため、重油カーゴの輸出へ踏み切っている。他の大手石油1社もバンカーの売り物が余剰なものの、とりあえずバンカー販売に注力する意向で、重油カーゴの輸出予定は聞かれない。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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