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アジア石油製品:11月27日~12月1日:北東アジア着低硫黄重油のプレミアム拡大

2017/12/04 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場はもち合った。北東アジアの石油会社は12月積みの販売を終え、新たな取引は聞かれにくい。1月積みの商談を始めるにも時期尚早なため、プレーヤー筋は様子見に徹している。一方、インドネシアからスポット需要が旺盛な状況。インドネシア国営プルタミナは足元、12月積みの92RONガソリン20万バレル型2カーゴの買付け入札を実施している。

 

 ナフサ

 サウジアラムコは来年のターム契約として、既報のとおりライトナフサをFOBベースで中東市況に対し1820ドルのプレミアムで販売した。これについて市場関係者からは、「妥当」あるいは「市況より下げてきた」との評価が聞かれた。現在の中東積みの市況連動相場は、FOBベースで中東市況に対し20.0025.00ドルのプレミアムで推移している。

 

 中間留分

 北東アジア積み軽油は、スポット取引の中心が1月積みに移行している。しかし、本格的な商談を始めるには時期尚早なため、マーケットは閑散としている。プレーヤー筋は2018年のターム交渉に集中している。韓国石油1社は、0.001%S軽油のターム販売入札を締め切った。落札の結果は判明していないものの、価格はFOBベースでシンガポール市況(0.001%S)に対し小幅なディスカウントになりそうだ。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し50.0060.00ドルのプレミアムと5.00ドル上昇した。需給の引き締まりが強材料となった。冬場に差し掛かり、北東アジアでスポット買いが幾分増えている。12月着では、韓国地域暖房公社(KDHC)が合計64,000トン、台湾中油(CPC)4万トンの0.3%S重油をそれぞれ購入したことは既報のとおり。日本国内でも、電力会社による低硫黄重油のスポット調達が続いている。現段階で、九州電力が11月末~12月初め着、北海道電力が12月着として0.4%S重油の買付け入札を実施している。数量は不明。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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