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アジア石油製品:1月15~19日:ベトナムのガソリン輸入鈍化、新製油所控え

2018/01/22 07:00

 ガソリン

 東南アジアの需要が低迷していることから、相場の地合いは弱い。インドネシアの2月の輸入量が減少する見通しの上、ベトナムでは新規製油所の立ち上げが予定されている。ベトナムのニソン製油所(日量20万バレル)は、2月に試運転を予定しているとの情報が寄せられた。同製油所には、日量8万バレルの重油流動接触分解装置(RFCC)などの二次装置が含まれている。このため、ベトナムは2月分のガソリン輸入の動きが鈍っているもよう。一方、中国は第1四半期のガソリンの輸出割当量を大幅に増やしているため、これからの輸出が増える可能性が高まっている。

 

 ナフサ

 アジアのナフサ市場では、2月後半着カーゴの取引に移行してから、インターマンス・スプレッドが縮小している。ナフサ需要は依然として堅調であるものの、3月以降、各社のクラッカーで定修が行われるため、需要家による調達量が一時的に絞られると指摘があった。欧州などからアジアに持ち込まれるアービトラージ品が増加するという情報が浮上しているが、「日本で需要のあるライトナフサやオープンスペック・ナフサはあまり入ってきていない様子」(元売り)と、日本の市場への影響は限定的との見方が聞かれた。

 

 中間留分

 韓国の売り手に対し、2月中旬ころまでに船積みされる灯油の引き合いが日本商社から寄せられているようだ。ただ、下旬以降積みを物色する動きは限られている。灯油需要の最盛期が過ぎるうえ、大方の日本の会社が3月に決算期を迎えるため、在庫の積み増しに消極的となっているためだ。一部の元売りも、1月積みではMR船型で韓国から日本に灯油を持ち込むケースが散見されるものの、今後の動きは不透明という。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は、前週から下落した。買い気の弱さを受けた。シンガポールを中心としたアジア域内では、重油カーゴの供給に引き締まり感がなく、トレーダー筋の調達が積極的ではない。韓国積みの重油カーゴは、このところ実際の成約情報は寄せられていない。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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