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アジア石油製品:4月23~27日:中国石油会社が5月積みガソリン販売

2018/04/30 07:00

 ガソリン

 北東アジアのガソリン市場では、夏場の需要期に近付いていることから、トレーダーの調達意欲が高まりつつある。中国石油1社が、51718日積みの92RONガソリンMR船型をスポット販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し小幅なプレミアムと伝えられた。同社が先に販売した51516日積みの92RONガソリンMR船型の成約価格は、FOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し小幅なディスカウントだった。

 

 ナフサ

 北東アジア6月前半着のナフサの取引は、成約価格が下落している。5月以降に日本、韓国、台湾などのナフサクラッカーの定修が予定されており、域内のナフサ需要は増加しづらそうだ。このため、少なくとも6月着の取引では、相場は上昇しづらいとの見方が聞かれた。一方、今後米国などでガソリン需要が拡大すれば、アジアのナフサ需給が引き締まる可能性がある。

 

 中間留分

 6月積みジェット燃料の商談が動きつつある。中国航油(CAO)648日黄埔着25,000トンのジェット燃料の買付け入札を開示した。一方、韓国など北東アジア域内の石油各社は、いまのところターム供給を優先している。6月積みスポット玉の本格的な商談は5月入り後とみられている。

 

 重油

 北東アジアでは低硫黄重油の取引の中心が6月着に移行し、電力の需要期に入りつつある。しかし、今のところ日本からは買いが見られない。一方、台湾では、夏場の電力需要に対応するため、0.3%S重油の買付けが始まった。台湾中油(CPC)は、67月着となる0.3S重油4万トン型の買付け入札を締め切った。具体的な受渡しの時期は、売り手側の都合に応じて67月の範囲で決定する方針という。アジア市場では低硫黄重油を供給可能な業者が限られているため、需給はタイトとの指摘が聞かれる。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

東京 : 海外製品チーム  田鎖 信之介  03-3552-2411
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