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アジア石油製品:5月7~11日:韓国積み3.5%S重油が上昇

2018/05/14 07:00

 ガソリン

 台湾フォルモサ石油化工(FPCC)は、入札を通して62226日積みの93RONガソリン(0.005%S)25万バレルを販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RO)に対し40セント弱のプレミアムだったことが判明した。中国大連地域の石油1社は、6月積みの全量をターム契約者へ供給する方針のようだ。

 

 ナフサ

 中東石油会社によるナフサのターム販売の交渉が相次いで実施される。クウェート石油(KPC)は、20188月~197月分のターム交渉を6月頭からロンドンで開始する予定。一方、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)は、187月~196月分のターム交渉を続けている。同社が、中東市況に対し20.00ドル台のプレミアムと強気の売唱えを維持しているため、交渉が難航しているようだ。

 

 中間留分

 大連西太平洋石油化工(WEPEC)は、62628日大連積みとして0.005%S軽油MR船型をスポット販売した。価格はFOBベースで同市況対比60セントのディスカウントと伝えられた。中国海洋石油(CNOOC)も、623日積みとして0.005%S軽油MR船型のスポット販売を進めている。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は上昇した。シンガポール市況の強さが支援材料となった。シンガポール市場では、オンスペックのバンカー用重油の供給不足を背景に、3.5%S重油の市況が強含んでいる。また、中東では夏場の電力需要期に近付き、発電用燃料として高硫黄重油の買いが増えているもよう。パキスタンでは、液化天然ガス(LNG)火力発電所の稼働が遅れていることを背景に、発電用重油の需要が増加しているという。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

東京 : 海外製品チーム  田鎖 信之介  03-3552-2411
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