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アジア石油製品:5月14~18日:インドネシアのガソリン需要が増加

2018/05/21 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相は上昇した。インドネシアの需要増が相場を押し上げた。インドネシア国営プルタミナは、6月前半分として88RONガソリン合計73万バレルの買付け入札を開示した。同社はこれ以前に同時期の92RONガソリン20万バレル型5カーゴの買付け入札も実施していた。市場関係者によると、プルタミナは5月に合計1,050万バレル、6月に合計1,100万バレルの輸入を予定しているとの声が聞かれる。ラマダン時期を控えているためか、通常の輸入量を大きく上回っている。

 

 ナフサ

 北東アジアでは、7月着ナフサの取引が始まりつつある。韓国の需要家が7月前半着カーゴを物色していると伝えられた。7月には北東アジアにある複数のナフサクラッカーが定修明けするため、石化向けナフサの需要が増加するとみられる。また、ドライブシーズン入りすることで、ガソリン基材としてのナフサ需要も拡大しそうだ。このため、7月着の取引でもナフサの需給タイト感が継続するとの見方が強まっている。

 

 中間留分

 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は弱含んだ。先物市況の期先安を背景に、6月後半積みの相場に下押し圧力が生じている。この中、6月後半韓国積みのジェット燃料が捌けつつある。韓国石油1社が、6月後半積みジェット燃料MR船型をFOBベースでシンガポール市況に対しフラットで販売したとの情報が新たに寄せられた。

 

 重油

 韓国では在庫の不足などを背景に、重油の売り物が出づらい状況が続いている。一方で、重油の輸入は今後増加しそうだ。韓国石油1社は新規の残油高度化装置(RUC)稼働に伴い、6月着でバンカー用重油のブレンディング基材を調達したと伝えられた。台湾では、台湾中油(CPC)が、バンカー用として6月着の3.5S重油(180cst)4万トンを入札を通して買い付けた。価格は、CFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し、15.00ドル前後のプレミアムとの情報が伝えられた。2港で荷揚げするため、海上運賃などのコストが拡大し、割高に成約されたようだ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

東京 : 海外製品チーム  田鎖 信之介  03-3552-2411
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