リムマーケットニュース > 

アジア石油製品=2月18~22日:ナフサ市況は先行き軟調と目される

2019/02/25 07:00

 ガソリン

 北東アジア積み92RONガソリン(MR船型)の市況連動相場はもち合った。3月積みカーゴの商談は終盤に差し掛かっている。市場関係者によると、中国石油会社によるスポット玉がやや減少しているもよう。また、3月以降、韓国、日本、台湾などで石油会社が製油所の定修を予定しているため、供給過剰感が和らぐとの見方が出ている。一方、ンドネシア向けを中心に、トレーダーによるスポット玉の調達意欲が回復している。3月後半積み以降、成約可能な水準が切り上がるとの観測も聞かれる。

 

 ナフサ

 3月の欧州からアジア向けのアービトラージ品の数量は190万トン程度になると見込まれている。このためアジア域内のナフサ供給は増加するとみられている。一方、34月にかけては、日本や韓国でナフサクラッカーの定修入りが相次ぐため、ナフサ需要も減少すると見られている。4月前半/5月前半のタイミング・スプレッドはバックワーデーションを維持しており、ナフサ市況は先行き軟調に推移すると目されている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.05%S軽油(MR船型)の市況連動相場は、需要拡大観測を受けて強含んだ。台湾周辺の船舶向けとして0.05%S軽油の需要が回復している。また、国際海事機関(IMO)による船舶燃料の硫黄分規制導入に向け、中国を中心に0.05%S品を物色する動きが強まっている。「0.05S%品の相場の基調は一段と強含んでおり、0.001%Sとの格差が縮んでいる」(トレーダー)との声が聞かれた。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場は軟調。シンガポールを中心にアジア域内で供給が増えており、相場の基調が弱含んでいる。このところ域外からのアービトラージ品の数量が増加している。シンガポール先物市場でも、インターマンススプレッドのバックワーデーションが縮小している。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

東京 : 海外製品チーム  横井  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?