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アジア石油製品:9月19~23日:ナフサ市況が急速に改善

2016/09/26 07:00

 ガソリン

 中国石油1社が入札を通して10月華南積み92RONガソリン48,000トンを販売した。仕向け地はシンガポールで、ビトールがCFRベースでシンガポール市況(92RON)に対し90セントのプレミアムで購入したとの情報が寄せられた。一方、インドネシアからスポット買いが相次いでいる。市場では、製油所でトラブルが発生している可能性が高いとの声が多数聞かれるものの、詳細は明らかではない。国営プルタミナは、10月着92RONガソリン合計80万バレルの買付け入札を実施した。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では、韓国のロッテ・ケミカルズが11月前半着オープンスペック・ナフサを購入。価格は日本市況に対し4.005.00ドルのディスカウントと伝えられた。同国のYNCC20日市場で、11月前半ヨウス着を同市況に対し4.005.00ドルのディスカウントで調達した。既報のとおり、YNCCが先に買い付けた10月後半着は、同市況に対し12.00ドル近辺のディスカウントだった。急速なディスカウント幅の縮小について市場では、「(北東アジアで)ナフサクラッカーの定修が一巡する一方、域外からのアービトラージカーゴの数量が減少傾向にある。需給緩和感が解消に向かっている」(トレーダー)との指摘が聞かれた。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は供給引き締まりを受けて上昇した。売り手が唱えをシンガポール市況に対しフラット~10セントのプレミアムに引き上げている。一部の売り手は、西日本の製油所出しカーゴについて、同市況に対し10セントのプレミアムで売り唱えているようだ。10月の日本出しカーゴは計10カーゴ程度の見込みで、9月から半分程度に減少するとの見方がある。一方、一部のトレーダーは、豪州向けとして10月北東アジア積みカーゴを物色している。「少なくとも10セント程度のディスカウントに歩み寄らないと調達が困難」(市場関係者)との声が聞かれた。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し80.0090.00ドルのプレミアムと前日からもち合った。売り買いが依然として乏しく、マーケットは閑散としている。北東アジアは電力需要の端境期に差し掛かかっているため、冬場まで当面は発電燃料用の低硫黄重油の需要が低迷しそうだ。これまで、台湾以外に10月着として低硫黄重油MR船型のスポット需要は見られていない。一方、韓国やインドネシアなどの売り手は安値販売を避けたい思惑が強く、輸出に積極的ではない。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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