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LNG:3月28~4月1日:北東アジア相場は横ばい、需給バランスに変化なし

2016/04/04 07:00

DES北東アジア】

北東アジアへ5月から6月に到着するカーゴの相場は、4ドル台前半~半ばの水準に留まった。需給面で大きな動きがなく、相場は膠着状態が続いている。主力の日本勢は、いずれもスポット購入に興味を示さず静観を保っている。冬場の高在庫を引きずっている公益エネルギー企業が多い。中国勢も気温の上昇に伴い、スポット購入を手控えている。唯一、台湾中油(CPC)が発電用に5月以降に到着するカーゴのスポット購入を進めた程度だ。

 

FOB中東、DESインドおよび中東】

エジプト国営ガス会社(EGAS)4月着2カーゴを急遽、入札で手当てしたようだ。EGASが昨年に実施した販売入札で、複数カーゴを落札した一部プレーヤーが、当該カーゴの供給をキャンセルしたとみられ、EGASが不足分の調達に迫られた格好だ。価格に関して一部関係者は「北東アジア着カーゴの相場に比べ1020セント高の水準」と伝えている。少なくともこのうち1カーゴは、欧州の再輸出玉が販売された可能性が大きい。供給のキャンセルに関して同関係者は「EGASが一部契約条項の履行を渋ったためではないか」と示唆している。

 

【大西洋圏・欧州・その他地域】

アンゴラLNGプロジェクト(年産=520万トン)からの供給が、4月末にも再開されるとの見方が依然として根強い。20144月にガス回収装置など生産設備で障害が発生した後、同プロジェクトではメンテナンスが続けられていた。傭船事業に携わる関係者は「アンゴラプロジェクト玉の輸送用に造船された『マランジェ』号(容量=16400立方メートル)が再開後最初のカーゴ積載用に使用されるのではないか」と指摘した。一方、アンゴラLNG23日、EDFトレーディング(EDFT)との間で同プロジェクトで生産されるLNGに関し、販売契約を結んだ。契約期間は2016年から2018年の3年弱。契約数量は、特別に取り決めておらず「柔軟な販売契約」としている。

 

 

 

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