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原油・コンデンセート:4月11~15日:中東産中重質原油の市況連動相場、軒並み上昇

2016/04/18 07:00

中東原油

 6月積みの中重質原油の市況連動相場は上昇。成約が相次ぎ、カタールマリンはほぼ完売となった。オマーンと比べた値ごろ感から、需要が増加。価格は成約ごとに切り上がった。12日では、計5カーゴが成約。価格はOSP指標に対して15セントのプレミアムで始まり、最新の成約では同指標に対して30~35セントまでプレミアム幅が拡大した。アブダビ産アッパーザクムの取引水準も上昇。13日の市場では、OSP指標に対して45セントのプレミアムで成約に至った。

 

アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ

 6月積み極東産原油の市況連動相場は、弱含み。エスポおよびサハリン産ソコールに対しては、中国勢の需要が乏しい。また、日本では、5月に引き続き、製油所の定期修理が残っていることも、エスポやソコールの需要を抑える一因になっているもよう。エスポの商いでは、依然として5月積みのカーゴが一部にスポット玉として残っていると伝えられている。ソコールの商いでは、インド石油天然ガス公社(ONGC)が先月30日に締め切った1~7日積みを対象とした販売入札の後、成約は伝えられていない。また、ONGCは13~19日積みの70万バレルを対象とした販売入札を18日に締め切る。

 

南方原油

 ベトナム産原油を中心に、6月積みの商戦が本格的に始まった。ベトナム国営PVオイルは、タンロン、ルビーおよびチムサオの販売入札を開示。市場関係者からは、これら6月積みの販売入札の落札水準について、5月積みを下回る可能性が指摘されている。ベトナム産原油の主要な需要家である中国国際連合石化(UNIPEC)の動きが注目されている中、同社が購入を代行していた中国国内の独立系精製業者勢の買い気に陰りが見られるためだ。同国内の精製マージンが低下していることなどが背景にある。

 

東京 : 原油・コンデンセートチーム  橋本  03-3552-2411
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