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アジア製品: 4月25~28日: ジェット燃料、6月カーゴの商談に移行

2016/05/02 07:00

 ガソリン

 中国・山東地域の独立系製油所からガソリンの輸出が増えつつある。同中化弘潤石化がここへきて、5月積み92RONガソリン(密度0.737)MR船型カーゴをスポット販売したことが分かった。トラフィギュラがFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し35セントのディスカウントで購入したもよう。中化弘潤石化の最初の輸出は、4月積み92RONガソリンMR船型カーゴで、価格がFOBベースでシンガポール市況(5月の92RON平均)に対し1.50ドルのディスカウントだった。この他、京博石化、匯豊石化など複数の山東地域の独立系製油所がガソリンの輸出を計画しているようだ。

 

 ナフサ

 北東アジアで6月前半着カーゴの取引が続いた。フィジカルのスポット取引では前日、韓国のハンファ・トタルおよびLGケムが、6月前半着のオープンスペック・ナフサを購入。価格はいずれもカーゴ到着30日前の評価で日本市況に対し1.00ドルのディスカウントと伝えられた。

 

 中間留分

 中間留分の商談は6月積みに移行しつつある。ジェット燃料市場では、中国航油(CAO)26日、6月着ジェット燃料2カーゴの買付け入札を開示した。対象は6130日天津着の4万トンと648日黄埔着の25,000トン。シンガポール市況の5月平均値に連動した価格による応札が条件となっている。応札の締め切りは28日、価格の有効期限は29日。一方、北東アジアでは大方の石油会社が6月の輸出計画を固めていない。6月積みのスポット商談は、5月に入ってから始まりそうだ。台湾フォルモサ石油化学(FPCC)は、5月積みと同じく6月積みでもMR船型2カーゴのスポット販売を予定している。

 

 重油

 北東アジア着の低硫黄重油の取引は閑散。5月着の商談は終盤に近づいている。北東アジアのスポット市場では低硫黄重油に対する買い動意が乏しい。これは、電力需要の端境期に入っていることから、発電用の低硫黄重油の需要が振るわないため。ただ、東南アジアからの売り物も見られない。タイの製油所5月積み低硫黄重油をスポット輸出する可能性があるものの、同社は現時点で販売に乗り出していない。インドネシアも今のところ5月積みの売りに動いていない。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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