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原油・コンデンセート:9月12~16日:10月積みナイジェリア産原油の相場が軟化

2016/09/19 07:00

中東原油

 11月積み中東産原油の商いでは、アブダビ産マーバンなど、他の軽質油種に先立って、カタールランドが成約。カタールランド2カーゴがOSP指標に対して20~25セントのプレミアムで取引された。直近のカタールランドの公式販売価格(OSP)が割安との見方から、日本の需要家が灯油のピーク需要を前にして、調達を進めたもよう。

 

アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ

 10月積みナイジェリア産原油の市況連動相場は下落。供給の逼迫感が後退したことが背景にある。さらに、このところ見られなかったクワイボの売唱えがみられた。クワイボは、7月にパイプラインで原油の漏えいが発生したことで、米エクソンモービルがクワイボの供給に対して不可抗力条項の適用(フォースマジュール)を宣言していた。米エクソンモービルは10月積み1カーゴをDTDブレント指標に対して1.8ドルのプレミアムで売唱え。今回の売唱えは、フォースマジュールが宣言された後としては初めてとなる。

 

南方原油

 11月積み南方産原油の商いでは、他の油種に先行して、豪州産中重質原油が成約された。豪クアドラントエナジーがピレニーズ1カーゴをDTDブレント指標に対して1ドル台後半のプレミアムで販売。一方、豪ウッドサイドエナジーがビンセント1カーゴをDTDブレント指標に対して1ドル台半ば~後半のプレミアムで販売した。これらのカーゴの成約価格は、前月10月積みを上回っている。アジアにおける中間留分および重油のクラックスプレッドが改善していることが、相場の引き上げ要因となった。

東京 : 原油・コンデンセートチーム  橋本  03-3552-2411
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