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アジア石油製品:10月3~7日:韓国で発電用重油の入札続く

2016/10/10 07:00

 ガソリン

 インドネシア国営プルタミナは、入札を通じて10月後半着で計120万バレルの92RONガソリンを物色している。既報のとおり、同社は1112月シンガポールまたはマレーシア積み92RONガソリンの調達にも動いている。「アジア域内でマーケットの基調が強含んでいる」(北東アジア石油1)との声が聞かれた。一方、市場関係者によると、プルタミナが運営するチラチャップ製油所(日量27万バレル)5日、小火が発生。ただ、出荷元がアスファルトタンクだったうえ、すぐに消し止められたため、ガソリンを含む製品市場への影響はないとみられる。

 

 ナフサ

 国営クウェート石油(KPC)とアジア需要家による2017年分のターム交渉がシンガポールで行われた。市場関係者によると、KPCが中東市況に対し1ケタ台後半のプレミアムで売り唱えているのに対し、買い手側は同市況に対しフラット近辺の唱えを提示しているもよう。売買唱えの開きが大きく、決着にはまだ時間が掛かりそうだ。「今回の結果は今後の中東勢との交渉に影響を与えるだけに、買い手がどこまで粘れるかが注目」(市場関係者)との声も聞かれた。

 

 中間留分

 北東アジアで軽油のスポットが続いた。中化集団(SINOCHEM)が入札を通じて11月上旬積みMR船型の0.001%S軽油を販売。詳細は不明ながら、このカーゴはシンガポール市況に対しプレミアム圏で取引されたとの情報が浮上した。台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)11812日積み72万バレルの0.001%S軽油を販売。価格はFOBベースでシンガポール市況に対し2630セントのプレミアムと伝えられた。また、台湾中油(CPC)も入札を通じて11月積み12万バレルの0.001%S品の販売に動いた。同社は合わせて30万バレルの0.05%S品も販売。

 

 重油

 発電用重油の入札が続いた。韓国東西発電(KEWEPO)6日、101719日ウルサン着3万トンの2.5%S重油を購入。価格は、DDPベースでシンガポール市況(180cst)に対し13.50ドルのプレミアム。落札者はSKエナジー。同社はまた、102224日着5万トンの2.5%S品の買付け入札を新たに開示した。9月中旬以降、地震のため月城原子力発電所の稼働が停止しているため、重油の需要が高まっている。

 

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