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アジア石油製品:2月20~24日:北東アジア積みジェット燃料の市況軟化

2017/02/27 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリンの市況連動相場は下落した。買い気の後退が相場を下押した。インドネシアを中心とした東南アジアからのスポット需要が低迷している。一方、欧州産ガソリンが引き続きアジア市場へ流れ込んでいるという。この背景には、高在庫の米国が欧州産の調達を抑えていることがある。このため、トレーダー筋は北東アジア積みカーゴの買いを控えている様子。中国の石油1社が、3月華南積み92RONガソリン50万バレルをシンガポール向けにスポット販売したとの情報が寄せられた。同カーゴは、欧州トレーダーがCFRベースでシンガポール市況(92RON)に対し20セントのプレミアムで購入したと伝えられた。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では、市況に天井感が広がり始めている。欧米でナフサ市況が弱含みつつあり、「今後、アジア向けのアービトラージカーゴの数量が増加する公算が大きい」(市場関係者)との声が聞かれる。また、一時的に市況を大きく押し上げたアラブ首長国連邦(UAE)のルワイス製油所のトラブルについても、「マーケットへの影響はもう見られない」(トレーダー)という。

 

 中間留分

 北東アジア積みジェット燃料(MR船型)の市況連動相場は下落した。買い気の後退が相場を下押した。大方の需要家は3月積みの調達を終え、様子見に徹している。また、欧米向けのアービトラージも開く兆しがない中、トレーダー筋はカーゴの買付けを控えている。3月下旬韓国積みMR船型がFOBベースでシンガポール市況に対し40セントのディスカウントで成約されたとの情報が寄せられた。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し80.0090.00ドルのプレミアムと前日から同値で推移した。新たなスポット需要は依然として見られない。一方、出光興産は46月北海道着0.3%S重油のターム買付け入札を実施した。

 

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