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原油・コンデンセート:5月22~26日:7月積みベトナム産原油、販売入札の結果が明らかに

2017/05/29 07:00

中東原油

 7月積みアブダビ産マーバンの市況連動相場の基調は弱い。需要家の多くはすでに必要量の確保にめどを付けている中、権益保持者が余剰玉の販売のため、唱えを引き下げた。仏トタルがマーバンをOSP指標に対し25セントのディスカウントで売り唱えたものの、この売唱えに興味を示す買い手は浮上しなかった。中旬時点では、中重質油種から軽質油種への需要シフトが起きたことで、マーバンの相場は一時上昇に転じていた。

 

アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ

 7月積みサハリン産ソコールの商いでは、石油ガス開発(SODECO)に権益を持つ伊藤忠商事が7月後半積みのカーゴを販売。価格はドバイ市況に対して1ドル台半ば~後半のプレミアムとみられている。一方、同じくSODECOの権益保持者である丸紅は同指標に対して1.70~1.80ドルのプレミアムで販売。この他、米エクソンモービルはドバイ市況に対して1ドル台後半のプレミアムで販売した。先行きの相場については、弱気見通しが強まっている。需要家による調達がほぼ一巡した中、複数のスポット玉が現時点でも残っているためだ。

 

南方原油

7月積みベトナム産原油の商いでは、同国国営PVオイルによる販売入札の結果が出始めた。落札結果はいずれも、6月積みを上回った。ズンクアット製油所(日量14万5,000バレル)の定期修理によって、6月積みのスポット供給は増加していたものの、7月積みではこの影響が弱まったことが影響した。7月積みのチムサオ2カーゴはDTDブレント指標に対して2.30~2.50ドルのプレミアムで落札された。これは6月積みを40セント前後上回る水準。7月積みルビーの入札は、6月を60セント~1ドル上回り、DTDブレント指標に対して1.90ドル前後のプレミアムで決着した。

東京 : 原油・コンデンセートチーム  橋本  03-3552-2411
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