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原油・コンデンセート:6月19~23日:8月積みベトナム産原油相場は堅調

2017/06/26 07:00

中東原油

 8月積みアブダビ産原油の商いでは、マーバンの荷余り感が強く、相場が回復に転じる兆しはみられない。富士石油の既報の買付け入札後も、8月積みでは5~6カーゴのマーバンが未消化のまま。仏トタル、英BP、中国連合石油(チャイナオイル)がそれぞれ1~2カーゴを売り残しているようだ。このうちチャイナオイルは引き続き、OSP指標に対し10セント台のディスカウントで売り唱え。これに対し、JXTGエネルギーが同指標に対し20セントのディスカウントで買い唱えているようだ。

 

アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ

 インドネシアの国営プルタミナは、19日に締め切った9月着のスウィート原油の買付け入札でアゼルバイジャン産のアゼリを購入したと伝えられた。18~19日に日量26万バレルのバリクパパン製油所へ到着する60万。売り手はアゼルバイジャンの国営石油会社ソカールと伝えられた。価格は、インドネシア到着ベースでDTDブレントに対し2.50ドルを上回るプレミアムだった公算が大きい。一方、台湾中油(CPC)は21日に締め切った8月積みのスウィート原油の買付け入札で、アゼリとブラジル産イラセマを購入したと伝えられた。

 

南方原油

 8月積みベトナム産原油の市況連動相場は強含み。相場上昇の要因として、アジアにおける重油のクラックスプレッドの上昇に加え、豪州産中重質原油の供給の少なさ、さらにベトナム産原油のスポット玉が限られていることが指摘されている。同国ベトナム国営PVオイルは、21日に締め切った入札で、8月8~15日積みのルビー35万バレルを販売した。落札価格はDTDブレント指標に対して2.5ドル前後のプレミアムだった。これは前回7月積みの落札水準を50~60セント上回る水準。落札者は太陽石油。

東京 : 原油・コンデンセートチーム  橋本  03-3552-2411
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