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アジア石油製品:8月7~11日:ナフサ、日本の需要家にスポット玉調達の動き

2017/08/14 07:00

 ガソリン

 韓国積み92RONガソリン(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況に対し6585セントのプレミアムと30セント弱含んだ。シンガポール市況の下落に連動した。欧州地域で最大製油所の火災事故などによる欧米ガソリン市況の強さにつられ、シンガポールの92RONガソリンの市況連動相場は一時、92RONガソリンの固定価格に対し90セント近辺のプレミアムまで上昇していた。その後、相場に対する過熱感から、下げ調整に入った。

 

 ナフサ

 複数の日本の需要家が、引き続き9月後半着カーゴを物色しているとの情報が聞かれる。市場では、富士石油や三菱化学旭化成エチレン(Asahi Kasei Mitsubishi Chemical Ethylene Corp)の名前が挙がっている。既報のとおり、石化製品の基材にも使用される液化石油ガス(LPG)の価格が高止まりしており、石化メーカーはナフサの調達を優先している。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.05%S軽油(MR船型)の市況連動相場はもち合った。アラムコトレーディングが、89月分として計140万バレルの0.05%S軽油の調達に動いている。発電用など夏場の需要が高まっていると見られている。ただ、このところフレートが上昇しつつあり、北東アジア積み0.05%S軽油が持ち込まれる可能性については不透明な部分があるようだ。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し50セントのディスカウント~50セントのプレミアムと50セント下落した。買い気の弱さが相場を下押した。韓国品の主要な仕向け先である中国で、バンカー供給に引き締まり感がなさそうだ。また、シンガポール市場でも供給が潤沢なことから、中国の需要家は韓国積み重油カーゴの買いに積極的ではない。韓国石油1社が9月中旬積みとして3.5%S重油MR船型をFOBベースでのスポット販売を進めている。現段階で成約に至っていないものの、価格はFOBベースでシンガポール市況(380cst)に対しフラットに近いプレミアムとなりそうだ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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