リムマーケットニュース >  週間サマリー

石油化学:12月18~22日:ベンゼンが弱い、米国安連動で

2017/12/25 07:00

 

【アロマティクス】
 韓国積みのベンゼン相場は週を通じて軟調な展開となった。米国品の輸出先である米国のベンゼン相場が下落したことを受けた。米国市場では輸入品が到着する一方で、クリスマス休暇を前に手持ち玉を販売消化する動きが活発化したため、これまでの需給ひっ迫が和らいだ。このほかパラキシレン(PX)の北東アジア着相場は堅調に推移した。原料コストの指標となるナフサ相場の動きに連動した。

【オレフィン】
 北東アジア着のエチレン相場はじり高基調が続いている。2018年の契約価格交渉はFOBベースでの交渉はめどが立ちつつあり、CFRベースの交渉が始まりつつある。ただ、CFRベースに対しトレーダーの一部から提示されたオファーが大幅な値上げだったことから、交渉が長期化するのではないかとの声も聞かれた。このため、需要家は契約での受け取り開始時期がわからず、スポット玉に対する買い気をみせている。こうした状況下、週半ばには1月中国着が1,360ドルで成約された。

 

 アジアのプロピレン相場は、いずれももち合った。

 北東アジア着市場では、2018年の長期契約交渉が定まらないなか、スポット玉の取引が薄い商況が続いた。2018年の長期契約では、韓国メーカーとトレーダー間の交渉がほぼ一巡している。トレーダーと中国需要家の長期契約も決まり始めている。

 中国国内では、売り物が少ない一方、需要が堅調な状況下、相場は高値を維持した。

東南アジア市場では、タイPTTが入札を通し、1月積みをスポット販売した。

 

 アジアのブタジエン相場は、北東アジア着および東南アジア着は強含んだが、韓国積みは同水準で推移した。

 北東アジア着市場では、原料コスト高を背景に売り手が強気な姿勢を見せており、相場が強含んだ。しかし、中国国内相場が軟調に推移するなか、週半ばから域外品および東南アジアからの売り物が見られ、供給タイト感が緩和した。こうした状況下、相場が上がりにくい商況となった。

 東南アジアでは、メーカー2社が入札を通し、1月積みのスポット玉を販売した。

 

レポートでは設備の稼働状況などより詳しい内容がご覧いただけます。

 

購読のお申込み

試読のお申込み

 

「石油化学」レポートサンプル

「石油化学(英語)」レポートサンプル

 

 

 

東京 : 石油化学チーム  北村  03-3552-2411
Copyright©2018 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?