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アジア石油製品:1月22~26日:日本、ジェット燃料を輸出に切り替えも

2018/01/29 07:00

 ガソリン

 2月北東アジア積みの商談は終盤を迎え、取引は低迷している。域内の石油会社は2月積みのスポット販売をほぼ終えている様子で、新たな売り物は見られない。また、インドネシアを中心とした東南アジアからも、引き続き2月分の買いが乏しい。一方、ドバイ原油に対するガソリンのクラックマージンは11.00ドルを上回る水準で、良好な動きを見せている。

 

 ナフサ

 北東アジアのナフサ市場では、1月中旬以降、インターマンス・スプレッドが縮小傾向にある。市場関係者によると、今後もマーケットは弱含むとの見方が優勢という。石化基材としてナフサの代替となる液化石油ガス(LPG)の価格が関係者の予想以上に下落していることや、中東でナフサのスポット入札が行われており供給が拡大することなど、ナフサ市況が弱くなる材料が幾つか浮上している。

 

 中間留分

 日本の石油会社は2月積みジェット燃料の買いをほとんど終えている。また、3月は冬場の終盤に当たるため、日本は輸出に切り替える可能性がある。これまでに、日本の買いが韓国積みの相場を支えていたものの、この需要がなくなると、韓国積みの相場はFOBベースでシンガポール市況に対し小幅なプレミアム水準になりそうだとの指摘が聞かれる。1月積みでは、一部の日本出しジェット燃料が米国へ仕向けられている。

 

 重油

 インドネシアのバリクパパン製油所出しLSWRについて、12月にはターム品の輸出すらなさそうだ。低硫黄重油は、新たな買いが出ていないものの、需給の引き締まりは変わらず。東南アジアからは、まとまった売りが長らく見られない。一方、冬場に差し掛かり、北東アジアの需要が増えていることから、シンガポール市場でもトレーダーの在庫が薄くなっているようだ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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