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アジア石油製品:1月29日~2月2日:ベトナム向け軽油の需要堅調

2018/02/05 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は変わらず。3月積みの商談は時期尚早なため、取引は盛り上がりを欠いている。大方の北東アジアの石油会社は、いまのところスポットの輸出計画を決めていない様子だ。一方、アジア域内で最大の需要家であるインドネシアからも、引き続き需要が低迷している。ベトナムは新規ニソン製油所の稼働が延期されることから、輸入需要が見込まれるものの、買付け入札などの情報は寄せられていない。

 

 ナフサ

 クウェート石油(KPC)とアジア需要家による20184月~20193月分のナフサのターム交渉が、近くロンドンで行われる。この交渉の結果がアジアの市場にも影響を与えるとみられている。北東アジア着のナフサ相場は、弱含んでいる。石化基材としての液化石油ガス(LPG)価格の急落が、ナフサが弱含む材料として指摘されているが、米国のLPG在庫が減少傾向にあることなどから、夏に向けてLPG価格が上昇する可能性もあるとの見方が聞かれた。

 

 中間留分

 ベトナム向け0.05%S軽油の需要が当面続きそうだ。今年2月に試運転を予定していたベトナムの新規ニソン製油所(日量20万バレル)が、第2四半期に延期されるとの声が強い。ベトナムのペトロリメックスは足元、3月積みの0.001%Sおよび0.05%S軽油合計14万トンの買付け入札を実施している。同入札は31日に締め切られ。応札価格の有効期限は2日。購入対象は、韓国、タイ、シンガポールおよびマレーシア産で、いずれも自由貿易協定(FTA)による輸入関税減免の優遇を受ける。今回の落札価格について、韓国産0.05%S軽油の場合は、少なくとも2月積み成約並みのFOBベースでシンガポール市況(0.001%S)に対し70セント近辺のディスカウントになりそうだとの指摘が聞かれる。

 

 重油

 日本着0.3S重油(MR船型)の市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し80.0090.00ドルのプレミアムと15.00ドル上昇した。台湾中油(CPC)による3月着の0.3%S重油36,000トン型の買付け入札は29日締め切り、21日に応札価格の有効期限を迎える。落札価格について、トレーダー筋からCFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し85.00ドル程度のプレミアムになりそうだとの指摘が聞かれた。CPCの購入カーゴは台湾電力へ供給する。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

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