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アジア石油製品:3月12~16日:4月積み軽油のスポット取引に遅れ

2018/03/19 07:00

 ガソリン

 中化集団(シノケム)が、4月積みとして92RONガソリンLR船型を販売したようだ。また、大連西太平洋石油化工(WEPEC)も、4月大連積みの93RONガソリンMR船型を販売したとの情報がある。他の中国石油1社は様子見の姿勢を強めている。中国共産党大会が開催されているため、第2四半期の輸出割当量の通達が遅れている上、同社は内需と輸出価格に格差がほとんどないと見ている。

 

 ナフサ

 アジアのナフサ相場は強含んでいる。ヘビーナフサの価格が需給の引き締まりに伴って上昇し、他のグレードもつれ高となっているようだ。ただ、ナフサ高が続く一方、石化製品のマージンも堅調なことから、域内の石化メーカーは当面、定修を除けばクラッカーをフル稼働させる方針のようだ。

 

 中間留分

 北東アジアでは、4月積み軽油のスポット取引が例月より遅れているとの声が多い。その背景には、製油所の定修やトラブルまたは中国で第2四半期の輸出割当量を決めていないことなどがありそうだ。また、シンガポールの先物市場で、リグレード(ジェット燃料と軽油の格差)が大幅なジェット燃料高から急速に軽油高に転じていることも影響を及ぼしているとみられる。

 

 重油

 台湾中油(CPC)が入札を通じ、4月着の0.3%S重油と0.5%S重油の4万トン型カーゴを買い付けた。価格は、0.3%S重油がCFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し90.00ドル台のプレミアム、0.5%S重油が同市況に対し60.0070.00ドルのプレミアムと伝えられた。数量は0.3%S重油が2カーゴ、0.5%S重油が1カーゴで、それぞれ台湾電力と台湾の産業向けとなる。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

東京 : 海外製品チーム  田鎖 信之介  03-3552-2411
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