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原油・コンデンセート:5月7~11日:ベトナム産スツデンとT.G.T.のターム交渉が決着

2018/05/14 07:00

中東

 

米トランプ政権は8日、イラン核合意から離脱し、同国への経済制裁を再開すると表明した。アジアの需要家がイラン産原油を購入する場合、銀行決済や海上保険の付与が困難になる公算が大きい。イランが輸出する原油は、イラ二アンライトやイラ二アンヘビーといった中重質油種が大半を占める。イランからの輸出が滞れば、中重質油種を中心に中東産原油の需給が引き締まることが予想される。

 

アフリカ・欧州・ロシア・アメリカ

 

米国産原油では、WTIミッドランドに加え、マーズやバッケンのアジア向け流入が拡大している。WTIとドバイの格差(ドバイ高)の高止まりで、WTIが指標となる米国産原油に割安感が強いことが背景にある。コンデンセート関連では、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビ国営石油会社(ADNOC)が、79月着のターム買付け入札を通じ、米国産イーグルフォードとリビア産メリッタを手当てした。

 

南方

 

ベトナム産原油では、同国国営PVオイルによる712月期を対象としたスツデンとT.G.T.のターム販売入札が決着した。両油種とも、ベトナム国内のビンソン石油精製化学が、DTDブレント指標に対し3ドル台前半のプレミアムで落札した。豪州産原油では、豪サントスが7月積みでミューティニアエクスティアを販売した。サントスはこのカーゴの船積みを最後に、ミューティニアエクスティアの生産を停止する。油田枯渇で生産量の低下が続き、操業を続けても採算が合わないと判断した。

 

東京 : 原油・コンデンセートチーム  狩野  03-3552-2411
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