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アジア石油製品:7月2~6日:ペトロナスが7月積みLSWRを販売

2018/07/09 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場はもち合った。8月積みについて、新たな取引は聞かれていない。しかし、相場の基調は弱そうだ。東南アジアの需要が振るわず、シンガポール市場の在庫が高いようだ。また、国内の供給が過剰なため、中国の輸出が引き続き多くなる見通し。中国の石油会社は近々、8月下旬積みのスポット販売に動くとみられる。台湾フォルモサ石油化工(FPCC)は、8月下旬積みとして93RONガソリンMR船型1カーゴのスポット販売を予定しているものの、現段階では販売入札を実施していない。

 

 ナフサ

 北東アジアでは、8月後半着の取引が続いている。韓国のGSカルテックスは、8月後半着のヘビーフルレンジ・ナフサを日本市況に対し14.00ドルのプレミアムで買い付けたと伝えられた。SKエナジーも、8月後半着のヘビーフルレンジ・ナフサを同市況に対し15.00ドル程度のプレミアムで購入したという。ヘビーフルレンジ・ナフサの市況連動相場に関し、需要家側からは「一時期と比べて若干低下したものの、依然として高値で推移している」との見方が聞かれた。この他、日本の化学メーカー1社も8月後半着のカーゴを購入したとの情報が伝えられたが、ナフサのスペックなどは判明していない。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場はもちあった。供給過剰が解消される兆しがなく、相場は上値が重い。台湾フォルモサ石油化工(FPCC)5日、入札を通して838日積みの0.001%S軽油72万バレルを販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(0.001%S)に対し15セントのディスカウントと伝えられた。大型船の取引のため、割高な価格で成約された公算が大きい。台湾中油(CPC)8月積みとしてスポットの販売余力があるものの、具体的なスペックなどは明らかではない。

 

 重油

 インドネシア積みLSWRの市況連動相場は、シンガポール市況(180cst)に対し39.0041.00ドルのプレミアムと前日からもち合った。東南アジアからの売り物が増加する傾向にある。マレーシア国営ペトロナスは、71315日積みのLSWR10万バレルを入札を通じて販売した。ただ、落札者や価格などの詳細は判明していない。インドネシア国営プルタミナは、プラジュ製油所出し減圧残渣油(VR0.35%S)8万バレル型を月間数カーゴ供給している。同社は、バリクパパン製油所出しのLSWRについては長らく販売していない。

 

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