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原油・コンデンセート:8月20~24日:アブダビ産アッパーが反発、イランの代替需要で

2018/08/27 07:00

中東原油/コンデンセート

10月積みアブダビ産アッパーザクムの市況連動相場は反発した。イラン産原油の代替需要がみられ、需給引き締まり感が相場を押し上げた。中国化工(ケムチャイナ)は、10月積みで4カーゴのアッパーザクムを調達。その後の調べで、これらの成約の中心価格がOSP指標に対し小幅なディスカウントであったことが明らかとなった。英蘭ロイヤル・ダッチ・シェルが積極買いに動いたことで、供給のだぶつき感が解消。ケムチャイナはシェルと比べおよそ20セント高い価格での購入を迫られたようだ。ケムチャイナの手当てした4カーゴのうち、一部は中国国際連合石化(ユニペック)とメジャーが販売したようだ。足元の市場では、アッパーザクムの売唱えがOSP指標に対しフラット~小幅なプレミアムに切り上がっているもよう。

 

アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ原油/コンデンセート

10月北東アジア着のカザフスタン産CPCブレンドの市況連動相場は、DTDブレントに対し7585セントに反発した。欧州の需要家が、イラン産原油の代替としてイラク産原油の手当てを増やしている。この結果、欧州の中重質油種の相場が強含み、これが一部軽質油種にも波及し、CPCブレントの価格上昇につながったとようだ。さらに、欧州からアジアへの船運賃が上昇傾向にあることも、相場の上げに寄与したもよう。CPCブレンドの足元の成約可能水準は、CFRベースでDTDブレントに対し80セント前後のプレミアムまで上昇している、とシンガポールのトレーダーは指摘している。CPCブレンドの代表的な需要家である韓国の需要家は、これまでに11月着の手当てをしているとみられるが、ドバイ市況に連動した油種などと比べた割高感から、韓国勢の買いは多少鈍っているもよう。

 

南方原油/コンデンセート

10月積みベトナム産原油の商いでは、ベトナム国営PVオイルは14日に締め切った入札で、48日および1822日積みのチムサオ各30万バレルを販売した。落札価格は「2カーゴの平均がDTDブレント指標に対して3.05ドルのプレミアム」と伝えられた。内訳は1カーゴがDTDブレント指標に対して2ドル台後半のプレミアム、残りの1カーゴがDTDブレント指標に対して3ドル台前半のプレミアムと伝えられた。落札者は2カーゴのいずれも英BP

 

 

 

東京 : 原油・コンデンセートチーム  高木  03-3552-2411
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