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原油・コンデンセート:10月1~5日:サハリン産ソコールの生産が増加基調に

2018/10/08 07:00

中東原油/コンデンセート

サウジアラビア国営サウジアラムコが4日にアジアのターム契約者に通知した11月積みのOSPフォーミュラは、主力油種のアラブライト(AL)がドバイとオマーンの平均に対し1.70ドルのプレミアムと、前月から60セント上方修正された。指標となるドバイペーパーのバックワーデーション9月に大きく拡大し、需給の引き締まり傾向が顕著だったことから、当初はALの上げが90セント前後に達するとの予想が出ていた。しかし、ドバイマーカンタイル取引所(DME)のオマーン相場が高騰し、オマーンが値決めの50%に使われるサウジアラビア産原油に対し急速に割高感が強まっていたことから、サウジアラムコはALの引き上げ幅を抑えたようだ。

 

アフリカ/欧州/ロシア/アメリカ原油/コンデンセート

サハリン産原油の商いでは、ソコールの生産が増加基調にあるようだ。インド石油天然ガス公社(ONGC)4日に締め切った入札で、112430日積みを販売した。買い手はGSカルテックスとみられる韓国の需要家。価格は12月のドバイ市況に対して5.805.90ドルのプレミアムと伝えられた。当該カーゴは当初は、1129日~125日の船積み予定だったが、その後ONGCが急遽、船積みのタイミングを上述の112430日に変更した。全体的にソコールの生産が増加基調にあり、ONGCのカーゴ以外に、米エクソンモービルと露ロスネフチなどに割り当てられた12月積みの23カーゴも11月積みに前倒しされた。さらに、12月として13カーゴが割り当てられたため、11月下旬積みのカーゴを含めて足元の市場で1516カーゴ程度のソコールの供給がみられる。通常のソコールの月間供給は、約11カーゴ。

 

南方原油/コンデンセート

11月積みのベトナム産原油の商いでは、中国国際連合石化(ユニペック)とみられる中国の需要家が、積極的にカーゴを手当てした。ベトナム国営PVオイルが9月下旬以降に締め切った複数の同国産原油の販売入札は、いずれもユニペックとみられる中国の需要家が落札。このうち、ソンドックおよびダイフンがDTDブレント指標に対して4ドル台前半のプレミアムまで上昇した。

 

 

 

 

東京 : 原油・コンデンセートチーム  高木  03-3552-2411
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