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アジア石油製品=12月17~21日:中東積みナフサのプレミアム拡大

2018/12/24 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は前日から弱含んだ。トレーダーの買いが弱い。また、海上運賃が上昇を続けている上、カーゴの調達に必要な船を確保するのも厳しい状況だ。また、シンガポール市場でガソリンや軽油などの在庫が高止まりしているとの声も聞かれた。その中、中国石油1社が18日、11213日華南積みとして92RONガソリンMR船型1カーゴを販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し1.35ドル前後のディスカウントと伝えられた。

 

 ナフサ

 中東積みナフサの市場連動相場が上昇した。供給過剰感が緩和し、相場が押し上げられた。カタール国営石油(QP)1月前半積み玉を販売。価格はFOBベースで中東市況に対し10ドル近くのプレミアムと伝えられる。フレート高により、欧州からアジアへのアービトラージ品が減少傾向にあることなどが背景にあるようだ。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は一段安となった。1月積みカーゴについて、トレーダーの買い気が乏しい状況。その中、1月日本積みの0.001%S軽油MR船型がFOBベースでシンガポール市況(180cst)に対し1.70ドル弱のディスカウントで成約されたとの情報が寄せられた。また、韓国石油1社が19日、1月中旬積みとして0.001%S軽油3万トンをFOBベースで同市況対比1.50ドルのディスカウトで販売した。中国石油1社も167日積みの0.005%S軽油2万トンの販売に動いている。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場は、シンガポール市況(380cst)に対し1.002.00ドルのプレミアムと1.00ドル安。買い気が乏しい。海上運賃が高止まりしているため、韓国品の主要な仕向け先である中国から引き合いが少ない。韓国石油会社によると、国内のバンカー向け需要が減少しているため、余剰分を重油カーゴとして売ろうとする意向が強まっているようだ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

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