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LNG=12月17~21日:DES北東アジア相場は反発、需要増で余剰解消

2018/12/24 07:00

DES北東アジア】

 DES北東アジアは先週、反発した。韓国の需要家や欧系トレーダーなど多くがスポット購入に動いたことで、需給の緩みが解消された。韓国のエネルギー大手SKE&Sが2月着、同国高炉大手ポスコが1月後半着、欧系トレーダー2社が1月着として余剰となったカーゴの多くをスポット購入した。また、韓国東西発電(EWP)が2024年起こしの15年契約の買付け入札を開示した。一方で、サハリンエナジー、インドネシアのドンギースノロLNG(DSLNG)、マレーシア国営ペトロナスなど3社が販売入札を開示していたが、一定の需要が見られ、需給が緩む様子はなかった。


FOB中東、DES南アジアおよび中東】

 FOB中東、DES南アジア・中東も先週、上昇した。DES中東ベースの需要は少なかったものの、北東アジア向けの需要が増加したことや、南アジア向けの需要が旺盛だったことから、中東出しカーゴの需給緩和感が解消された。南アジアでは、インドのプレーヤーが相次いで足元のカーゴを購入していた。リライアンス工業(RIL)、インド国営石油会社(IOC)、インド国営バハラット石油(BPCL)、インド国営ガス会社(GAIL)が12月着カーゴを購入していたことに加え、BPCLが2月着カーゴを購入するとの見方も寄せられた。アラブ首長国連邦(UAE)のADNOCLNGは供給余力を抱えているとの見方が寄せられたが、販売入札は開示されなかった。


FOB大西洋圏・DES欧州・DES南米】

 FOB大西洋圏、DES南米は先週、強含んだ。大西洋圏のプロジェクトで生産されるカーゴの多くは欧州やインドへ仕向けられていた。また、アンゴラプロジェクト(年産=550万トン)では12月上旬に発生したトラブルの影響で1~2カーゴ分のスポット玉がなくなるとの見方が寄せられた。一方南米ではメキシコ国営電力公社(CFE)が期近物の買付け入札を開示するなど、一定の需要が見られた。

東京 : LNGチーム  大田  03-3552-2411
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