リムマーケットニュース >  週間サマリー

アジア石油製品=1月14~18日:0.3%S重油は安値売りが継続的にみられ、上値が重く

2019/01/21 07:00

 ガソリン

 韓国積み92RONガソリン市況は、売り物が乏しく、スポットの商談は長らく聞かれない。精製マージンの低迷が続いている中、韓国石油会社はガソリンの生産を抑えている可能性が高そうだ。さらに海上運賃も引き続き高水準で推移しているため、韓国積みの売りは安値販売に陥りやすい状況との指摘が聞かれる。中国積みは同市況対比7595セントのディスカウントと変わらず。東南アジアなどの需要が振るわず、中国積みの相場も上値が重い。

 

 ナフサ

 日本着相場はCFRベースで日本市況に対し1桁前半のプレミアムで横ばい。韓国のLGケミカルは3月前半着品を日本市況に対し1ドル強のプレミアムで調達した。富士石油は2月後半着品を日本市況に対し1桁台半ばのプレミアムで購入した。市場関係者によると、「品質基準が厳しいため、割高に取引された」という。一方、台湾中油(CPC)は、電気系統のトラブルにより一時的に製油所の稼働率が低下していたが、現在はフル稼働に回復していると伝えられている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は、市況に対する安値感から、需要拡大観測を受けて上昇した。市場関係者によると、韓国石油1社が2月下旬積みMR船型1カーゴの0.001%S軽油を販売。価格はFOBベースでシンガポール市況に対し1.00ドルをわずかに超えるディスカウントと伝えられた。韓国のS-オイルは、3月にオンサン製油所(日量669,000バレル)で定修を予定。スポット玉が減少するとみられる。また、韓国ではバンカー市場向けにLSMGOの供給が増えているため、0.05%S品の輸出が減少するとの観測も浮上している。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場はもち合い。安値の売りが継続的にみられ、相場の上値が抑えられている。韓国東西発電(EWP)15日、入札を通して12731日ウルサン着0.3%S重油4万トンを買い付けた。同カーゴは、GSグローバルがCFRベースでシンガポール市況(180cst)1月平均に対し44.00ドル弱のプレミアムで落札した。その他の応札価格は同市況対比60.0070.00ドル台プレミアムが中心だった。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

東京 : 海外製品チーム  横井  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?