リムマーケットニュース >  週間サマリー

アジア石油製品=2月25日~3月1日:インドネシアやベトナムの需要増が北東アジア積みガソリン相場を押し上げ

2019/03/04 07:00

 ガソリン

 北東アジア積みガソリン(MR船型)の市況連動相場は強含んだ。インドネシアやベトナムの需要増が相場を押し上げた。インドネシア国営プルタミナは、3月に合計1,200万バレルの輸入を予定しているとの情報が聞かれる。ベトナムのニソン製油所(日量20万バレル)は、46月に定修を予定している。ドバイ原油に対するガソリンの精製マージンも1.00ドル近辺まで回復している。

 

 ナフサ

 週前半の22628日にかけて、ロンドンでIPウイーク(国際石油週間)が開催されたため、アジアの市場参加者も限られ、北東アジアのスポット市場は動意薄となった。一方、アジアのガソリン市況は、インドネシアやインドの需要増によって回復基調のため、ガソリン基材となるナフサ市況には下支えとなっている。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.05%S軽油(MR船型)の市況連動相場は強基調が続いている。台湾周辺の船舶向けを中心に、0.05%S品の需要が高まっている。これをチャンスとみた一部のトレーダーが、北東アジア積み0.05%S品を積極的に買い付けていたようだ。国際海事機関(IMO)による船舶燃料の硫黄分規制強化に向けた動きもあり、中国でも0.05%S品の需要が高まっている。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場は弱含み。需給緩和を受けた。シンガポールなどアジア市場では供給過多が続く一方、需要面も例年に比べ弱含んでいる。その要因として、中国などの景気減速により中国向け輸出が減少しており、アジア全体でも荷余り感が強いことが挙げられる。また、韓国ではオンスペックの重油カーゴの取引がみられない一方、S-オイルのオンサン製油所出しなどのオフスペック品が安値で取引されているようだ。なお、台湾中油(CPC)による3月中旬積み1.2%S重油の販売入札は、安値で落札されたもよう。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

東京 : 海外製品チーム  横井  03-3552-2411
Copyright©2019 RIM Intelligence Co. ALL RIGHTS RESERVED.
facebook      twitter

About SSL?