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アジア石油製品=3月11~15日:韓国積み92RONガソリンは強含み、供給の引き締まりに加え、フレートの下落で

2019/03/18 07:00

 ガソリン

 韓国積み92RONガソリン(MR船型)の市況連動相場は強含んだ。供給の引き締まりに加え、フレートの下落により、相場は一段と上昇した。製油所の定修予定を背景に供給の引き締まり感が強い。その中、シンガポール市場でも92RONガソリンの市況連動相場が値上がりしている。また、韓国~シンガポール間のMR船型のフレートはバレルあたり1.50ドル弱と言われている。シンガポール市況やフレートをベースに、韓国積み92RONガソリンの商談水準はシンガポール市況(92RON)に対し1.00ドル前後のディスカウントと試算されている。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では、4月後半着品の取引が活発となっている。台湾のフォルモサ石油化学(FPCC)、、韓国のロッテ・ケミカルズ、マレーシアのロッテ・ケミカル・タイタンなどが軒並み日本市況に対し1桁台前半でナフサを購入している。活発な取引の背景には、割安感のほか、4月後半のクラッカー定修明けによるナフサ需要増があるようだ。一方、アジアのガソリン需要も増加している。アジアでは製油所の定修が本格化しており、供給面も限られる。このためガソリン市況は回復が進み、基材としてのナフサ市況にとっても強材料となりそうだ。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.05%S軽油(MR船型)の市況連動相場は軒並み弱含んだ。台湾周辺の海上取引向けの需要が一服しているとの声が多い。4月韓国積みについて、FOBベースでシンガポール市況(0.001%S)に対し80セントのディスカウントで成約されたとの情報がトレーダーから聞かれる。また、韓国石油会社からは、トレーダーが買唱えをFOBベースで同市況対比1.00ドルのディスカウントへ引き下げているとの指摘もある。韓国石油1社が13日、4月積みとして0.05%S軽油1カーゴの追加販売に動いていたものの、成約に至ったかは不明。

 

 重油

 日本着0.3%S重油(MR船型)の市況連動相場は堅調に推移した。北東アジア域内の一定の需要に加え、製油所の定修による供給薄を反映した。韓国東西(EWP)13日、32428日ウルサン着0.3%S重油3万トンを購入。価格はCFRベースでシンガポール市況(180cst)に対し74.09ドルのプレミアムという。二番手や三番手の売唱え水準は、同市況に対し70ドル台後半~80ドル台前半のプレミアムだった。

 

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