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石油化学=3月25~29日:ベンゼン相場がナフサを下回る

2019/04/01 07:00

【アロマティクス】

 韓国積みのベンゼン相場は週後半にかけて大きく下落した。誘導品であるスチレンモノマー(SM)相場の下落や米国ベンゼン相場安などに下押された。またシンガポールでSM/PO設備が不具合により停止し、余剰感が強まるなど、弱材料が重なった。これを受け、相場は原料コストの指標となるナフサを一時下回った。一方、ミックスキシレン(MX)相場は週半ばまで堅調に推移した。ガソリン向け評価が高まった。パラキシレン(PX)相場は一時下げ止まっている。

 

【オレフィン】

 北東アジア着のエチレン相場は下落した。需要家は4月着の買付けをすでに一巡させていた半面、東南アジアや中東に石化メーカーが4月積み品の販売に動き、需給の緩和感が強まった。こうしたなか、週後半にかけては4月末着のほか、5月前半着のカーゴが1,000ドルで成約されたとの情報も市場に流れている。東南アジアの売り物が増加した背景としては、シンガポールにあるSM/PO設備に不具合が発生したことが挙げられている。

 

 アジアのプロピレン相場は、いずれも静かな商況となった。

 北東アジア市場では、売り買いの唱えが薄く、静かな商況となった。中国需要家が国内品の買い付けを優先しているなか、需要家からの買い気が後退した。一方で売り手も売り物が多くないことを背景に取引を急がず、全体的に静かな商況となった。

 東南アジア市場では、メーカー1社が入札を通し、4月積みをスポット販売した。

 

 アジアのブタジエン相場は、いずれも弱含んだ。

 アジアのブタジエン市場では、誘導品である合成ゴム相場が軟調に推移するなか、需要家からの買い気が後退し、相場が押し下げられた。複数の誘導日メーカーが必要量を買い付けているうえ、中国のブタジエン在庫が高い商況が続いている。こうした状況下、需要が後退し、相場が押し下げられた。

 東南アジア市場では、メーカー1社が入札を通し、4月積みをスポット販売した。

 

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