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アジア石油製品=5月6~10日:6月後半着ヘビーフルレンジナフサの取引が相次ぐ

2019/05/13 07:00

 ガソリン

 韓国積み91RONガソリン(SR船型)の市況連動相場は上昇した。日本の需要増を受けた。本格的な需要期を迎え、複数の日本商社が韓国品の物色に動いているようだ。「成約可能な水準は、FOBベースでシンガポール市況に対し2.00ドルを超えるプレミアムに上昇している」(市場関係者)という。大型連休を終え、一部のプレーヤーが取り崩した在庫を再び積み増すために買付けを進めるとの観測も聞かれた。

 

 ナフサ

 北東アジアのスポット市場では、6月後半着ヘビーフルレンジナフサの取引が相次いでいる。韓国のSKエナジーは日本市況に対し5.5ドルのプレミアム、GSカルテックスは同市況に対し6ドル台前半のプレミアムでそれぞれ調達したもよう。米国による対イラン制裁の適用除外措置の打ち切りで、同国産コンデンセートの供給が途絶える見通しから、北東アジアでは代替品としてヘビーフルレンジナフサの需要が伸長している。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.001%S軽油(MR船型)の市況連動相場は、0.05%S品の市況上昇につられて強含んだ。6月積み玉の商談が続いているものの、新たな売買唱えは聞かれなかった。ただし、6月韓国積み0.05%S品の成約価格が、5月積み玉より高値で取引されたことを受け、「北東アジア積み0.001%S軽油の市況連動相場も切り上がっている」(市場関係者)との見方が伝えられた。韓国品の成約可能な水準については、FOBベースでシンガポール市況に対し6070セントのディスカウントとの声があった。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場はもち合い。韓国やシンガポールでは域外からのアービトラージ品の供給が潤沢で高在庫が続いている。5月の欧州からアジア向け重油の供給量は550万トン程度と、4月の500万トン弱から増加する見通し。一方、4月の中東からアジア向け供給量は前月比47万トン超の減少となった。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

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