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アジア石油製品=5月20~24日:ナフサ相場は7月前半/8月前半タイミング・スプレッドがコンタンゴへ

2019/05/27 07:00

 ガソリン

 北東アジア積み92RONガソリンの市況連動相場は横ばい。北東アジアの石油会社が、6月積みの販売を進めている。韓国石油1社はベトナム向けに90.8RONガソリンMR船型をスポット販売したようだ。成約の価格などは不明。しかし、ベトナム向けの需要は少ないという。中国石油1社は先週、6915日華南積みとして92RONガソリンMR船型をスポット販売した。価格はFOBベースでシンガポール市況(92RON)に対し1.00ドル強のプレミアムと伝えられた。

 

 ナフサ

 北東アジア市場では、韓国のハンファトタルが実施しているナフサクラッカーの定修作業が遅れている。従業員によるストライキが続いているためだ。市場関係者によると、同社は余剰となったライトナフサ10万トンを転売しているもよう。7月前半/8月前半および7月後半/8月後半のインターマンススプレッドもコンタンゴに転じており、「足元の緩みが強く意識されている」と市場関係者は指摘した。

 

 中間留分

 北東アジア積み0.05%S軽油(MR船型)の市況連動相場は需要後退を受けて弱含んだ。韓国石油会社やトレーダーが6月積みカーゴの販売に動いている。ただし、中国沿岸部禁漁期間が始まるほか、台湾周辺の船舶向け需要も弱含んでおり、トレーダーの調達意欲が後退している。市場関係者によると、6月韓国積み玉の成約可能な水準については、FOBベースでシンガポール市況に対し90セント~1.00ドルのディスカウントとの見方が伝えられた。「硫黄分の高い軽油の代替として安値でなら販売することは可能だが、もうしばらく買い手を探したい」(トレーダー)との声も聞かれた。

 

 重油

 韓国積み3.5%S重油(380cst)の市況連動相場はディスカウント幅が縮小した。需給引き締まり観測から相場の基調は強含んでいる。韓国ではバンカー用の供給が増え、在庫が減少しているという。一方、アジアの主要市場であるシンガポールでも、市況連動相場が強含んでいる。シンガポールの在庫水準が低下していることに加え、6月の欧州や中東からアジア向け余剰玉の供給量が減少するとみられることが強材料となっている。5月は582万トンの見通しで、4月は530万トンだった。中東などで重油の発電需要が上伸しているもようだ。

 

「アジア石油製品」レポートサンプル

「石油製品(英語)」レポートサンプル

 

 

 

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